「活用出来ない土地を、自分の代で片付けたい。子供達が困らない様に。」というご要望から始まりました。広い意味で相続準備・相続対策の一つと言えます。
お聞きしますと、依頼者様の先代が原野商法の業者から数十年前に購入されたものという事でした。図面上は綺麗に区画され、あたかも新築戸建に最適な分譲地の様に見えます。そして「いずれ建築も出来る様になります」という説明が有り期待を込めたご購入であった様子です。しかし、「未だに建築の出来ない土地のまま」です。
そして、数年前には「売却のお手伝いが出来ますよ」と或る不動産業者から連絡が入り、数十万円の預かり料(?)と、その後毎年管理料として数万円を徴収されていたそうですが、設定した売却価格では買い手が付かないままだったそうです。住宅地に近い立地ではありますが、建築が出来ない場合土地の流通性は大変低いものとなります。
「売却ではなく、有償引取になる可能性が非常に高い」事をお伝えした上で、土地のご処分サポート(有償)のご依頼を戴きました。まずは通常の宅地等と同じように現地、および役所での調査を実施しました。本当に方法が無いかどうか詳しく市役所の担当者に確認しましたが、結果はやはり「建築不可の土地」でした。市街化調整区域であり、地目は山林でした。

そこからは、引取してくれる専門業者に当たっていく事になりました。出来るだけ出費(有償の土地引取費用)を抑えて、かつ取引の安全性を確保したいところです。専門業者と依頼者様との直接契約(仲介ではない)の形式を執るのですが、業者の選定や安全性の見極めについて、出来る限りのサポートを行うことが私の役割です。
無事に引取業者との契約を終え、司法書士も私から信頼出来る方にお願いして、しっかりと所有権の移転手続を行って戴きました。依頼者様は「やっと肩の荷が下りました」と長年の悩みが終わりほっとされていました。またお子様達にもご安心戴けました。
有限会社音夢 / ねむ相続コンサルティング事務所
音在 則孝 090-3415-3703
福岡市東区香住ヶ丘6丁目12-8
