家族の役割(の歴史)

相続の対策や、相続手続きを進める時期において ご家族の中心となる役割を引き受ける方がおられます。

決してその方が、相続財産の多くを受け継ぐとは限りませんが、

ご家族の健康上やお住まいの場所等様々な状況により、

その時期に一番適任の方が、代表してその役割を受け持つ事になります。

優しく、責任感の強い方が多いと感じます。

私は伴走しながら、出来る限りご負担を減らしていけるように努めますが、

それでも時折「(家族の中で)私ばかり大変だと感じます」というお声を聞く事があります。

確かに大変です。ご家族の人数が多い場合等も、特に大変と感じました。

ご資産の分割とは違う不公平感がある、と感じました。

しばらくして、私は気づきました。

ご家族の歴史の中で、その時々でそれぞれが役割を果たして来たであろう事を。

「仕事」「出産」「親世代は子を育て」「長子は、弟や妹を守り世話をし」「親に近く暮らす者は、転勤で離れて暮らす兄弟の分まで親を気配りし」等々ですが、お世話に限らず全てお互いのことで、一面的・一方的ではありません。また、その前の世代の労苦があって、はじめて今の世代の相続を迎えています。

そして今、ご家族を代表する役割を引き受けられた事は、次の世代の将来を守る事にもつながる素晴らしい決心・取り組みだと思います。

私はこのような素晴らしい役割を引き受けた方と、ご家族に精一杯のサポートを心がけて参ります。

ご相談をご希望の際は、下記までご連絡ください。

有限会社音夢 ねむ相続コンサルティング事務所 音在 則孝 電話092-681-3724

この記事を書いた人

音在 則孝

音在 則孝

家具メーカーや注文住宅メーカーの営業職を経験後、
三井のリハウス 天神センター(九州北部リハウス(株))等不動産会社にて
主に居住用不動産の売買仲介や、買取再販業務に従事。
2020年より有限会社音夢(ねむ)にて、福岡市内を中心に
不動産売買において、より細やかな対応を実施。
2021年より相続コンサルタントとして活動を開始。

【保有資格】
・相続診断士
・宅地建物取引士
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士